活動報告

 2025年10月 07日

2025年度第1回視察セミナー「金沢が育んだ庭園文化を学ぶ」

一般から募集した40人が金沢市内の庭園5カ所を巡り、藩政期から大正時代に作られた庭の特徴を学びました。


元石川県金沢城・兼六園管理事務所長の森永壽久さんが講師を務めました。昨年10月に国名勝に指定された長町3丁目の「西氏庭園」では、大正時代に全国から集めた珍しい巨石が鶴や亀に見立てられ、縁起の良い庭としてデザインされていることを解説しました。大野庄用水から庭に水を取り入れており、城下町の豊かな水環境が生かされていると強調しました。


4月に一般公開された長町1丁目の市指定文化財「千田家庭園」では、同家の石野延廣さんが明治期に兼六園の特徴ある橋や滝など模して整備された庭であることを紹介しました。石野さんは明治に入って兼六園が一般公開されたことで各家庭でも意匠を凝らした庭が作られるようになったことなど各時代の庭の特徴を伝え、「違いを見ると面白い」と話しました。


一行は尾山神社庭園、玉泉院丸庭園、兼六園も訪れました。